井上尚弥の生い立ち!最強の理由は家族愛!

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井上尚弥 生い立ち

プロボクサーの井上尚弥さんは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者で、2度の防衛に成功されています。

その圧倒的な強さから「モンスター」という異名を持つ井上尚弥さんは、どのような子ども時代を過ごし、ボクシングと向き合ってきたのでしょうか。

今回は、井上尚弥さんの生い立ちについてまとめます。

目次

井上尚弥のプロフィール

引用:Instagram
名前井上 尚弥(いのうえ なおや)
愛称モンスター(怪物)
生年月日1993年4月10日
年齢31歳(2024年9月現在)
血液型A型
身長165 cm
出身神奈川県座間市
所属大橋ボクシングジム
家族構成父、母、姉、本人、弟

井上尚弥さんは、神奈川県座間市でご両親のもと、姉弟と共に育ちます。

弟の拓真さん、従兄の井上浩樹さんもプロボクサーで、元アマチュアボクサーのお父さん・真吾さんが息子たちと甥のトレーナーを務めてきました。

息子たちの試合には、お母さんの美穂さんお姉さんの晴香さんも応援に駆けつけています。

引用:Instagram

井上尚弥さんは、相模原青陵高校の同級生で、高校1年生の時から7年間交際していた咲弥さんと、2015年12月に結婚されました。

現在は3人のお子さんのお父さんです。

名前の由来

井上尚弥さんの「尚」という字は、和尚さんに由来しています。

まっすぐに、という意味でつけた。すごく、いい字だと思う。

引用元:Number Web

と、お父さんの真吾さんが話されていました。

まっすぐに突き進む井上尚弥さんにぴったりの名前ですね。

井上尚弥の生い立ち

引用:Instagram

井上尚弥さんの生い立ちをまとめました。

幼少期・小学生時代

引用:Instagram

井上尚弥さんは生後8ヶ月で歩き、3歳には補助輪なしの自転車で走り回るなど、幼い頃から運動能力の高さが際立っていました。

幼稚園時代はやんちゃで、園をこっそりと抜けだ出して先生に怒られたこともあったそうです。

また、幼稚園のクラブ活動でサッカーをしていましたが、その後、ボクシングをはじめることになります。

井上尚弥さんは、

座間市立栗原小学校

に通いました。

父・井上真吾の存在

お父さんは、中学校を卒業したのち塗装業に就職、20歳で独立し、「明成塗装」を設立します。

多忙ながらも24歳からボクシングを始め、自宅でトレーニングをしているお父さんの姿を見ていたことがきっかけで、井上尚弥さんはボクシングの世界に足を踏み入れました。

それから井上尚弥さんのトレーナーはお父さんが務め、プロに転向し大橋ボクシングジムに所属しても変わらず現在まで、トレーナーとして井上尚弥さんと一緒に世界の舞台に立っています。

父としても、トレーナーとしても、井上尚弥さんにとってお父さんはかけがえのない存在です。

小学1年生からボクシングをはじめる

前述した通り井上尚弥さんは、小学1年生の時にお父さんが自宅でトレーニングしている姿を見て、ボクシングに興味をもちます。

僕もお父さんと一緒にボクシングをやりたい

という井上尚弥さんに、お父さんは少し悩みます。

厳しさのある格闘技なので、簡単にいいよと言えなかったのですけど、本人がやると決めたことなので、『男と男の約束だ』としっかりかわしました。やると決めたら、自分に言い訳できないよと。

引用元:デイリースポーツ

と、お父さんは当時のことを明かされました。

ここから、お父さんと共にトレーニングと練習を積み上げていきます。

引用:日刊スポーツ

学校から帰ってきた後、ボクシングの練習をさせるのはお母さんの役割でした。

主人が作ったメニューを、私がただやらせていたというだけなんですけどね。うちは、3人の子どもに“お父さんの言うことは絶対”と幼いことから言い聞かせているので、私がコーチ役をしても、息子は主人の作ったメニューに手を抜くようなことはなかったです。

引用元:ベネッセ教育情報

もちろん、お父さんの言動がすべて正しいわけではないので、その場合は、子どもたちが寝た後に夫婦で話し合っていたそうですよ。

引用:X

井上尚弥さんは小学校高学年になるとボクシングの才能が開花しはじめ、年上を相手にしても勝つようになっていました。

小学6年生の時に出場したスパーリング大会では中学2年生を圧倒し、同年代の選手とは大きな差があることを実感します。

中学生時代

井上尚弥さんが通っていた中学校は、

座間市立栗原中学校

です。

井上尚弥さんは中学時代もお父さんの指導のもと、ボクシングに打ち込みます。

後に所属する大橋ボクシングジムに中学3年生の時にはじめて出稽古に行きますが、そこで刺激を受け、更にトレーニングに力を入れたそうです。

大橋ボクシングジムの大橋会長は、井上尚弥さんの第一印象を、

もちろんパンチが強くて足も速い。ただ、それよりもオーラというか声色が、『将来、怪物になるのでは』と思わせました。

引用元:文春オンライン

と明かされています。

井上尚弥さんは中学3年生の時に、第1回全国U-15ジュニアボクシング大会に出場し、優秀選手賞を獲得しました。

引用:Instagram

ここから井上尚弥さんの快進撃は止まりません。

高校時代

引用:X

井上尚弥さんは、

神奈川県立相模原青陵高等学校(現在・相模原弥栄高等学校)

に通っていました。

高校時代は、勉強よりもボクシングに没頭します。

将来はプロでやっていこうと思っていたので、まったくと言っていいほど勉強はしていませんでした(笑)。

引用元:部活応援プロジェクト YELL

ボクシングに打ち込んでいた井上尚弥さんですが、高校1年生の時に彼女ができると、彼女との時間も大切にしたいあまり、ボクシングの練習を休むこともあったそうです。

高1で彼女ができ一緒に遊びたい、でも練習しないとという葛藤の中で、時々仮病で休んだりしていました(笑)。でも彼女は練習をサボることに対してとても心配をしてくれて。

引用元:部活応援プロジェクト YELL

この時の彼女が、現在の奥さまである咲弥さんです。

一緒に遊ぶことよりもボクシングの練習を休むことを心配してくれる咲弥さんは、とてもすてきな方ですね!

小学1年生から積み重ねてきたトレーニングと練習により、当時の井上尚弥さんは強すぎて、スパーリングの相手も高校生では見つからなかったことから、入学当初から大学に出稽古に行きます。

そんな井上尚弥さんについたニックネームが、「史上最強の高校生」です。

その名の通り、高校時代の大会ではすばらしい成績をおさめます。

高校1年生の時には、インターハイ国体選抜大会で三冠を達成、アジアユース選手権で3位に入賞しました。

2年生では国体を2連覇し、全日本アマチュア選手権で2位を獲得します。

3年生の時には、インドネシア大統領杯インターハイ全日本アマチュアボクシング選手権で優勝し、高校生初のアマチュア七冠を達成しました。

井上尚弥さんは、ロンドンオリンピックに出場することを目標に掲げていましたが、オリンピックの予選を兼ねていたアジア選手権に出場したものの、決勝で判定負けしてしまいます。

プロに転向

井上尚弥さんは高校卒業後の2012年、プロに転向するため大橋ボクシングジムに入門します。

引用:日刊スポーツ

発表会見で大橋会長は、

高校1年でインターハイを制し、高校3年で全日本を制覇。漫画の世界を現実にした男。怪物です。必ず世界王者になる

引用元:日刊スポーツ

と、井上尚弥さんを紹介しました。

入門する際の契約には、

強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない。

引用元:News Picks

という条件をつけた井上尚弥さんですが、これについて、

「試合の中で自分の力を引き出してくれるレベルの選手と戦いたい」とデビュー前の契約のときに会長に伝えました。

引用元:News Picks

と、試合が自身の成長できる場だという思いでつけた条件だったことを明かされます。

井上尚弥さんは2012年7月にプロテストを受けますが、スパークリング相手が日本王者、後楽園ホールでの公開テストと、異例のプロテストとなりました。

ボクシングの聖地である後楽園ホールでの公開テストに、お相手が日本王者という異例づくしは、井上尚弥さんが期待され注目されているからでしょうね。

その期待通り、井上尚弥さんは、王者相手に臆することなく圧勝します。

スパーリングを務めた日本ライトフライ級王者の黒田雅之さんは、

距離の取り方がうまく、パンチの踏み込みが鋭い。僕より全然上。日本ランカーより強い。

引用元:日刊スポーツ

と、井上尚弥さんの実力を認めました。

2012年10月にライトフライ級からプロデビューした井上尚弥さんは、4戦目に日本ライトフライ級王座を獲得5戦目にはOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座を勝ち取ります

6戦目にWBC世界ライトフライ級王座をかけた戦いで、アドリアン・エルナンデスを6回TKOで倒し日本人男子で最速の世界王者となりました。

その後も数々の世界タイトルを獲得し、世界中で「モンスター」の名を轟かせます。

C&Kのミュージックビデオ『道』に出演

井上尚弥さんは、男性二人組ユニットC&Kのミュージックビデオに出演しています。

出演した経緯を調べてみると、井上尚弥さんは以前からC&Kのファンであることがわかりました。

引用:Instagram

井上尚弥さんが出演している楽曲『道』は、C&Kの5枚目のアルバム『55』に収録されています。

『道』の歌詞がボクシング人生とマッチした

と話されていて、トレーニング中や試合の前に何度も聴いていたそうです。

YouTube

2017年10月に発表されたこのミュージックビデオは、井上尚弥さんの歩んできた道やボクシングへの想いが伝わる作品となっています。

2018年には、C&Kのライブのアンコールに井上尚弥さんがサプライズで登場し、3人で『道』を歌いました。

引用:Instagram

ライブに来ていたC&Kのファンの方々も、井上尚弥さんの登場に大盛り上がりだったそうですよ。

世界バンタム級王座4団体統一を果たす

井上尚弥さんはこれまで各団体のベルトを獲得・防衛してきましたが、2022年12月に、世界主要4団体であるWBA、WBC、IBF、WBOの世界バンタム級王座4団体統一を果たします。

引用:Instagram

4団体統一はアジア初バンタム級での4団体統一は世界初となりました。

そして、2023年には階級をスーパーバンタム級に上げ、王座を目指します。

引用:Instagram

新たに挑戦する井上尚弥さんには、期待しかありません!

世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦を制覇

引用:Instagram

階級を上げて王座に挑むことを発表してからわずか2試合で、井上尚弥さんはスーパーバンタム級にて王座4団体統一を果たします。

減量の苦しさに悩まないスーパーバンタム級が、自身の適正階級だということが証明された試合となりました。

2階級での4団体統一は、史上2人目の快挙となります。

そして、2024年9月に行われた、世界スーパーバンタム級4団体王座防衛戦では、見事に防衛を果たされました。

引用:Instagram

これからの井上尚弥さんの活躍も楽しみですね!

まとめ

今回は、井上尚弥さんについてまとめました。

  • 小学1年生の時からボクシングをはじめ、現在までお父さんがトレーナーを務める
  • 小学6年生の時に出場した初大会で、中学2年生を圧倒する
  • 高校生初のアマチュア七冠を達成する
  • 2012年に大橋ボクシングジムに入門し、プロデビューを果たす
  • プロデビューから6戦目で、日本人男子で最速の世界王者となる
  • 史上2人目の2階級での4団体統一王者となる

ということがわかりました。  

井上尚弥さんがモンスターと呼ばれる所以は、ボクシングの才能だけではなく、小学1年生からのトレーニングと練習を積み重ねた努力の結果なのですね。

これからも挑戦し続ける井上尚弥さんを応援していきたいと思います!

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