櫻井つぐみの生い立ち!高校時代は反抗期でスランプに陥っていた!

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櫻井つぐみの生い立ち

櫻井つぐみさんは、世界選手権3連覇など、様々な大会で金メダルを獲得しているレスリング選手です。

現在は輝かしい成績を残している櫻井つぐみさんもスランプに陥る時期があり、競技選手としては順風満帆ではありませんでした。

どのようにレスリングと向き合ってきたのか、コーチである父親との関係も含め、櫻井つぐみさんの生い立ちについてまとめます。

目次

櫻井つぐみのプロフィール

引用:X
名前櫻井 つぐみ(さくらい つぐみ)
生年月日2001年9月3日
年齢22歳(2024年6月現在)
血液型非公表
身長156cm
出身高知県
所属育英大学 助手
家族構成父、母、本人、妹、妹

櫻井つぐみさんは5人家族です。

お父さんである櫻井優史さんは元レスリング選手で、国民体育大会優勝、全日本学生選手権3位などの実績を持っています。

現在は「高知レスリングクラブ」のコーチであり、高知南高校でレスリング部の監督もされています。

妹もレスリング選手

櫻井つぐみさんには2人の妹がいて、どちらもレスリング選手です。

1歳年下の妹・櫻井はなのさんは育英大学4年生で、一人暮らしをしている櫻井つぐみさんの家にたまに遊びに来るそうですよ。

はなのさんは小学生の頃から全国大会で優勝するなど、活躍されてきました。

引用:テレビ高知

現在中学1年生の妹・櫻井つきのさんは、2024年6月に開催された全国中学生選手権に出場し、残念ながら1回戦で敗退してしまいます。

引用:TBS NEWS DIG

3姉妹とも、幼少期から高知レスリングクラブでお父さんの指導を受けてきました。

櫻井つぐみの生い立ち

引用:Instagram

櫻井つぐみさんの生い立ちをまとめました。

幼少期

櫻井つぐみさんは、3歳からレスリングをはじめます。

お父さんが「高知レスリングクラブ」を立ち上げたため、その1期生として入団しました。

最初はボール遊びやマット運動からはじまり、この頃はお父さんの指導も厳しくなかったそうです。

お父さんは幼少期の櫻井つぐみさんについて、

本当に普通の子でした。走っても速くないですし、運動神経が特別いいわけでもない。気持ちがすごく強いというわけでもありませんでした。同時期に始めた同学年の子と比べても技を覚えるのが遅かった。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

と話し、

今考えると、粘り強さがすごかった。いろいろと覚えるのが遅くても、たとえ試合で結果が出なくても、『練習が嫌だ』とも言わず、コツコツと頑張り続けられるのは昔から変わりません。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

と、幼少期から変わらない「粘り強さ」と「コツコツと積み重ねる努力」について、明かされました。

小学生時代

櫻井つぐみさんは

香南市立野市小学校

に通っていました。

小学生時代は、レスリングの他に書道も習います。

硬筆の先生になりたい

と思っていたこともあったそうです。

練習を積み重ねて実力をつけた櫻井つぐみさんは、小学4年生の時に全国大会に出場して2位に入賞しますが、一緒に出ていた妹のはなのさんは優勝を果たします。

一緒に大会に出ても妹だけが金メダルを持って帰って来て、私は獲れなかった。昔は悔しい気持ちがそれほど強くなく、あまり向上心もありませんでした。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

と、当時の心境を明かされています。

櫻井つぐみさんがはじめて全国大会で優勝したのは、小学4年生の3月に開催された、全国少年少女選抜選手権28kg級でした。

この大会を機に、次々と輝かしい成績を残していきます。

小学5年生では、全国少年少女選手権28kg級と全国少年少女選抜選手権30kg級の2冠を成し遂げました。

引用:Instagram

小学6年生の時には、全日本女子オープン選手権33kg級で優勝し、全国少年少女選抜選手権33kg級も優勝、3連覇を果たしています。

引用:テレビ高知

櫻井つぐみさんの強さは、小学生の時からだったのですね!

中学時代

櫻井つぐみさんは

香南市立野市中学校

に通っていました。

中学校では相撲部に入部し、高知レスリングクラブと両立します。

レスリングの練習がない日は相撲部で稽古をして、足腰や腕力を鍛えました。

相撲部の大会には出場しませんでしたが、櫻井つぐみさんは、

相手にプレッシャーをかけるレスリングは相撲で習ったことが生きていると思います。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

と、話されました。

櫻井つぐみさんは、中学時代はレスリングの公式戦でほぼ優勝しています。

中でも、全国中学生選手権では全学年で優勝し、3連覇を成し遂げました。

引用:日本レスリング協会

櫻井つぐみさんは、3連覇した想いをインタビューで話されています。

3連覇できてうれしい。(コーチである)お父さんに対しては感謝の気持ちでいっぱいです。

引用元:日本レスリング協会

同大会では、妹のはなのさんも中学2年生で優勝しました。

順調に輝かしい実績を残していた櫻井つぐみさんですが、高校生になるとスランプに陥ります。

高校時代

櫻井つぐみさんは

高知県立高知南高等学校

に通っていました。

お父さんは高知南高校でレスリング部の監督をしていたので、櫻井つぐみさんもレスリング部に入部して引き続き指導を受けます。

コーチである父親との関係

中学時代、公式戦はほぼ優勝していた櫻井つぐみさんでしたが、高校1年生のアジア・カデット選手権46kg級、2年生の全日本女子オープン選手権53kg級で優勝したのみで、他は表彰台に登れない大会もあったほど、スランプに陥っていました。

一体、なにがあったのでしょうか。

櫻井つぐみさんは、

反抗期だったので(笑)

と、当時を回顧しています。

自宅から高校までが遠く、お父さんに車で送ってもらっていたそうですが、

学校も一緒だし、家も一緒だし、通学の間も(車で)一緒だし…。『嫌だな』と思っていた時期もあった

引用元:テレビ高知

と話されています。

時にはお父さんと喧嘩して、車に乗らずに自転車で帰ることもあったそうです。

確かに、お父さんが指導者である特別な環境で、いつでもお父さんと一緒というのは、思春期の女の子は反抗してしまう気持ちもわかります。

そんな櫻井つぐみさんに転機が訪れました。

高校2年生の時に、群馬県にある育英大学にて出稽古をはじめることになったのです。

育英大学のレスリング監督の柳川美磨さんとお父さん櫻井優史さんは学生時代からの友人で、柳川監督のお父さんは、櫻井優史さんの大学時代の恩師です。

柳川監督は、当時の櫻井つぐみさんとお父さんの関係を、このように話しています。

あからさまに目を合わせない感じでしたね。元々は素直な子なんですが、うまく噛み合っていなかった。お父さんと指導者という関係で、2人とも悩んでいたんだと思います。それが原因でスランプに陥っていました。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

育英大学での出稽古を、櫻井つぐみさんは、

練習が楽しい

と話し、出稽古に通う娘を見てお父さんは、

練習に取り組む姿勢や気持ちの安定がどんどん変わっていった

と、当時を振り返ります。

育英大学での出稽古により練習する環境が変わったことと共に、櫻井つぐみさんにとって転機となる大会がありました。

それは、高校2年生のインターハイです。

優勝を目標に挑みましたが2回戦で負けてしまい、表彰台にすら立てずとても悔しい思いをしました。それを機に「負けたくない」という気持ちがより一層強くなり、今まで以上に練習に力を入れるようになりました

引用元:タウンぐんま

と、インタビューで話されています。

高校3年生になると、レスリング漬けの毎日を過ごしました。

金曜日の授業が終わると夜行バスで群馬県にある育英大学に行き、土日で出稽古をした後、日曜の夜行バスで高知に帰るということが、年間100日もあったそうです。

そのようなレスリング生活をし、高校3年生の大会では、インターハイ53kg級で2位全日本女子オープン選手権55kg級優勝全日本選手権55kg級では2位クリッパン女子国際大会55kg級で優勝を果たしました。

引用:47NEWS

環境を変えたことで気持ちの変化もあり、櫻井つぐみさんは徐々にスランプを脱していったのですね。

大学時代

櫻井つぐみさんは、高校時代に出稽古に通っていた

育英大学

に進学します。

大学でレスリング部に所属し、引き続き柳川監督の指導を受けました。

櫻井つぐみさんは高校時代のスランプが嘘のように、大学生では結果を出し続けます。

大学1年生の時に出場した全日本選手権55kg級では、見事優勝を果たします。

引用:タウンぐんま

柳川監督は当時のことを、

5年スパンで考えていましたが、1年目には結果を出せるようになった。元々持っている性格は努力できるタイプ。高校時代はそれが少しズレてしまっていただけなので、軌道修正するのにそれほど時間は要さなかったと思います。

引用元:スポーツコミュニケーションズ

と明かしました。

大学2年生の時には、ジュニアクイーンズカップ55kg級、全日本選抜選手権55kg級、世界選手権55kg級で優勝し、階級を上げた全日本選手権57kg級でも優勝しています。

大学3年生では、アジア選手権、全日本選抜選手権、世界選手権を57kg級で制しました。

大学4年生になると、全日本選抜選手権を3連覇し、世界選手権も3連覇を果たします。

引用:テレビ高知

世界選手権で優勝したことから、櫻井つぐみさんのパリオリンピック出場が内定しました。

引用:X

その後、アジア大会57kg級でも優勝します。

大学時代の大会はほぼ優勝という輝かしい実績と共に、櫻井つぐみさんは2024年3月に育英大学を卒業されました。

引用:Instagram

卒業後は育英大学に残り、「助手」として後輩や柳川監督と共に練習に励んでいます。

2021年8月のインタビューで、「大学では何を学んでいますか」という問いに、櫻井つぐみさんは、

中学・高校の教員免許を取るための勉強をしています。レスリングが一区切りついた後は、地元の高知に戻って教員になりたいと思っています。

引用元:タウンぐんま

とこたえていました。

もしかしたら、いつか櫻井つぐみさんの先生姿が見られるかもしれませんし、お父さんと同じように、いずれ学校でレスリングの監督をされるかもしれませんね!

まとめ

今回は、櫻井つぐみさんについてまとめました。

  • 3歳からレスリングをはじめる
  • お父さんは元レスリング選手で、高校卒業まで指導を受ける
  • 全国中学生選手権で3連覇を果たす
  • 高校時代はスランプに陥る
  • 全日本選抜選手権で3連覇を達成する
  • 世界選手権で3連覇を果たし、パリオリンピック代表選手に内定する

ということがわかりました。

3歳からお父さんの指導を受けてきた櫻井つぐみさんは、現在お父さんの手から離れて、素晴らしい結果を残されています。

櫻井つぐみさんの活躍は、お父さんとしても指導者としても、大きな喜びでしょうね!

これからも粘り強く積み重ねる練習が櫻井つぐみさんの強さとなり、輝かしい歴史を作っていくことでしょう。

櫻井つぐみさんの活躍に注目し、応援していきたいと思います!

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